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ソシュールを読む (講談社学術文庫)
本, 丸山 圭三郎
によって 丸山 圭三郎
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内容紹介 近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。(講談社学術文庫)コトバが指す実体はなく、そこには差異しか存在しない。その差異に意味は生じる――ひらかれてゆくコトバの謎近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。そもそもソシュールの文化記号学とは「読み」の営為なのである。そこで読まれるものは自己完結的な作品ではなくテクストであり、或るテクストを読むことが、既成の思考形式を批判し、これをバネとして変形的実践を行いながらもう一つのテクストを生産するという意味でのエピステモロジーでもある。ソシュールにあっては、「読むこと」と「書くこと」と「生きること」との間には柵がない。――※本書の原本は、1983年6月、岩波書店より刊行されました。 内容(「BOOK」データベースより) 近代言語学の父、フェルディナン・ド・ソシュール。残された手稿と「一般言語学講義」聴講生のノートから三度の講義内容を復元し、コトバを手がかりに文化や社会の幻想性を解明・告発する、その思想と方法を精緻に読み解く。二〇世紀の諸科学、とりわけ構造主義やポスト構造主義に多大な影響を与えた思想の射程と今日的な可能性が、あざやかに甦る。 商品の説明をすべて表示する
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丸山圭三郎がソシュールの思想に対して、及ぶこと18年、無数の螺旋状的な思考を営んで、その全体像を示したのが『ソシュールの思想』(1981)で、その翌年に開催された市民講演「ソシュール『一般言語学講義』を読む」を元に書かれたのが『ソシュールを読む』(1983)です。丸山が、前著が出た後にわかったことを述べたり、前著で書き足りなかった・説明不足だった部分を補充したり、抽象的で意図が伝わりづらかった箇所を具体例で示すなどを心掛けているので、前著を読んだ方は『ソシュールを読む』を読み、これを読んだ方は『ソシュールの思想』を読むことをお勧めします。『ホモ・モルタリス』(死すべきヒト、1992)を到達点とする丸山思想の出発点がこの二冊であると思います。
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