お金がたまる人 たまらない人―なぜあの人はお金がたまるのか

お金を貯めたくて、いろいろな本を読みました。「ウオール街のランダム・ウオーカー」（バートン・マルキール）、「投資戦略の発送法」（木村剛）、「バブルの歴史」（エドワード・チャンセラー）、「私の財産告白」（本田静六）、「すばらしき株式投資」（ピーター・リンチ）。あげくの果てには、「優雅な暮らしにおカネは要らない」（アレクサンダー・フォン・シェーンブルク）も読了。どの本も良い本で、それなりに説得力が有りました。でも、何かピンと来ないのです。なぜかは解りません。そんな時にこの本に出会いました。「たまる人」は芸術、文化を愛す。「たまる人」は誠実である。「たまる人」と財テクはまったく関係がない。著者の言葉が示す様に、貯金とは、生き生きとした無理の無い普段の生活の中で自然に行う行為であって、無理に増やそうとする構えたやり方では失敗するのです。。結局、今でも読み返すのはこの本だけです。お金を軽く見ると必ず後悔するし、捕われすぎても必ず後悔する。そうならない為には普段の生活態度がどうあるべきか。この事を、この本は読み返す度に教えてくれます。