史料による茶の湯の歴史〈上〉 (茶の湯案内シリーズ)ダウンロード

史料による茶の湯の歴史〈上〉 (茶の湯案内シリーズ)

, 熊倉 功夫

によって 熊倉 功夫
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内容(「MARC」データベースより)過去の茶の湯の実態、茶人の言動、茶の湯を取り囲む社会的環境、さらにその中での茶の湯の機能、そうしたことは文献によって知ることができる。茶の湯史料の全体像を集成する試みの書の上巻。
史料による茶の湯の歴史〈上〉 (茶の湯案内シリーズ)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
日本文化を代表する一つと言ってもよい「茶道」この本はその茶道の歴史を実際の歴史史料を年代順で並べることで振り返る史料集です。上巻で扱っているのは中国で初めて「茶」が文献史上に登場したところから、千利休が自害に追い込まれるところまで。第1章茶の湯以前(中国での茶の登場から平安初期の日本伝来と衰退+宋時代の茶の文化が鎌倉時代の日本に伝わるまで)第2章茶の湯の誕生(室町時代の茶文化興隆→村田珠光、武野紹鴎)第3章千利休とその時代(戦国大名の茶の湯、堺の町衆の茶の湯、織田信長/豊臣秀吉の登場と千利休の登用~千利休の切腹)原文→読み下し→口語訳+用語解説という順番で掲載されていますので、漢文とか崩し字が全く読めない人でも全然大丈夫です。お茶に関係するすべての史料を取り上げているわけではないようですが、重要なポイントとなる史料は取り上げており、日本の文化史に興味のある人はもちろん、古文が読めないお茶マニアまで、すべての人に対応する内容となっています。余り図解はないのでビジュアル的にはおもしろくないかも知れませんが、茶道の歴史を原点から振り返りたい人には参考になる点が多いかと思います。

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