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男の服装 お洒落の基本
本, 落合 正勝
によって 落合 正勝
3.5 5つ星のうち 7 人の読者
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商品説明女性について言うときには「おしゃれ」と書き、男性について言うときには「お洒落」と書くことが多いのではないだろうか。柔らかな視覚的印象を持つ「おしゃれ」がほのめかすのは華やかな色彩やふんわりとしたドレスであり、ややレトロな「お洒落」という文字面からは仕立てのいいスーツのきりっとしたシルエットが連想される。「お洒落」という文字の入ったタイトルを持つ本書は、そのイメージを裏切ることなく、男のクラシックな服装への思いを語ってやまない。 「男のお洒落」は俳句にたとえると有季定型のようなものであり、シバリがきつい。それについて語ろうとしても、けっきょくは「いいものをルールにのっとって着ましょう」ということに集約されてしまうので、ファッション評論家たちは昔のエピソードを探し出してきてウンチクを傾けることに腐心する。しかし、けっきょくイギリスの王室や貴族、アメリカの映画俳優の話題になってしまい、なかなか目新しい本が生まれない。そのなかで、著者はイタリアのハンドメイドの伝統を研究し、テーラーや靴職人などの綿密な仕事ぶりを詳しく紹介することで他の評論家の書くものにはない特色を出している。また、服を買う(あるいはオーダーする)ときに気をつけるべきこと、服と服、あるいは服と靴の組み合わせ方についても細かなところまで目を配っている。 「お洒落は学習である。スポーツを習うことにも似ている」と著者は書いている。本書はお洒落を日々学習する意欲のある人のための教科書だ。安直なブランドショッピングの手引き書ではない。お金もかけ、時間も割く覚悟がないとここに書いてあることを実践するのはなかなか難しいが、読むだけでも「男のお洒落」の奥深さを感じるには十分だ。(松本泰樹)内容(「BOOK」データベースより)メンズファッション・コメンテーターが書き下ろした男の装いの基本と実践の書。内容(「MARC」データベースより)イタリアの男達がとりわけお洒落上手な理由は、クラシックなスタイルをよく知っているからである。服を着こなすとはどういうことなのか、仕立服、既成服、靴、ネクタイ、シャツ等、男の装いの基本について考察する。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)落合/正勝 1945年東京生まれ。ジャーナリスト。メンズファッション・コメンテーター。立教大学法学部卒。ジャパンタイムズを経てフリー。メンズファッションの史実を踏まえた鋭い批評で知られ、新聞・雑誌に多数連載および寄稿。『クラシコ・イタリア礼讃』(小社刊)など、服飾に関する著作は、海外でも高い評価を得る。’97年、伊・フィレンツェ市長より、イタリアのファッション批評が評価され、「ベスト・ペン・プライズ」受賞。’98年、同じくイタリアのクラシックファッション批評により、東洋人としては初めての「クラシコ・イタリア大賞」受賞。現在、テレビ・ラジオでも活躍。近著に、『男の服装術』(’99/はまの出版)『男の服 こだわりの流儀』(’00/はまの出版)『男の服装術 カジュアル編』(’00/はまの出版)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : 男の服装-お洒落の基本.pdf
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読後の率直な感想です。ファッション(=流行)本でもなく、冠婚葬祭のマナー本でもない、服装には歴史に裏付けられた厳格な意味があるということを丁寧に教えてくれる本です。ジャパンタイムズ社出身の著者だけあって、読んでいて心地よい文章で、時節柄雑学本としても楽しめると思います。日本人がスーツを購入する前に一読すべき本です。心からお薦めします。
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